首に今までなかったのに突如としてイボができてしまったなんていう方、少なくありませんよね。
では、首にできたイボというのはそのまま放置しておいても危険はないのでしょうか。
ここでは、首にできたイボを放置して良いかどうかなどを見ていきたいと思います。
首のイボには種類がある
首にできたイボといっても、実は単に全てが同じ種類のもであるというわけでなく、いくつかの種類があります。
特に、首にできたイボが気になっていて仕方がないという方、ここであなたの首にできたイボはどんな種類のものなのかをチェックしてみましょう。
1.老人によく見られる?!老人性イボ
ひとくくりに老人性イボと呼ばれていますが、この中でも細かく分けると何種類かあります。
とはいえ、原因は、同じなので、ここでは老人性イボとひとくくりにしますが、これが出てくる原因というのは、
- 加齢によって起こる肌の乾燥
- 首に紫外線が当たること(首は比較的紫外線のダメージを受けやすいです)
- 摩擦など、首を刺激すること
によって起こります。
要は、どれも乾燥によって起こるものです。
それに、摩擦などによって肌にダメージを与えることで、そこから水分が蒸発してしまい、乾燥肌になります。
こういったことによって老人性イボは起こりやすいのです。
しかし、この老人性イボは、他人へ感染することのないイボです。
2.もしかして危険?!ウイルス性イボ
もう1つのイボがウイルス性イボで、こちらも、細かく分けるといくつかの種類があるのですが、ヒトパピローマウイルスという菌の感染によってできてしまうイボなのです(そのため名前がウイルス性イボと言います)。
特に、体の免疫力が弱まっている時には病気になりやすいのと同じように、こういったイボの素となるウイルスももらってきやすいので、この点を注意しなければいけません。

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放置して良いイボと悪いイボがある
大きく分けて2種類の首にできるイボをご紹介しましたが、どちらも放置して良いものなのでしょうか、ここで詳しく見ていきましょう。
1.老人性イボは放置しても問題なし!
先述した通り、老人性イボに関しては、人に感染することはありません。
そのため、放置しておいても、自分がそのイボに対して違和感を感じるくらいのものですから、他人に迷惑をかけることはないので心配しなくて大丈夫です。
2.ウイルス性イボは絶対に放置禁止!
老人性イボとは逆に、ウイルス性のイボに関しては、絶対に放置してはいけません。
このイボは、人に感染するタイプのイボです。
そして、この感染も、場合によってはすぐに感染するような威力で、例えば、家族の中で誰かがこのウイルス性イボにかかっていたら、同じお風呂に浸かっただけでも、別の人をウイルス性イボに感染させてしまう恐れがあります。
人に感染させてしまうだけでなく、自分の中だけで感染する場合もあり、そうなった時は、1個できたウイルス性イボが、徐々に数を増してしまい、首にぼつぼつとイボがたくさんできてしまうので、早めに対処しなければなりません。
どうやって首にできたイボに対処すればよいのか
では、それぞれどのようにしてイボを治していけばよいのかということを、ここでは見ていきましょう。
1.老人性イボは保湿に対する意識を上げよう!
お肌を健康状態に保つには、やはり1番必要なことは保湿なのです。
例え、オイリー肌でニキビができたとしても、乾燥肌になって肌がカサカサ状態であっても、お肌に合った保湿をしなければ、どんどんお肌にトラブルが増え続けてしまいます。
老人性イボに関しても保湿が大事なのです。
特に、このイボの特徴は、お肌の乾燥にありますから、お肌に水分を与えてあげることで、その症状は和らぐのです。

紫外線にあたった後は、お肌を冷まして毛穴を閉じ、お肌のスキンケアと同様のスキンケアをしてあげると良いでしょう。
そして、ちょっとイボが大きくなり始めたなと思った時や、もう保湿クリームをつけ続けているけど一向によくならないといった場合には、首イボ専用のクリームがあります。
これを塗れば、それに対処したクリームとなりますから、状態は良くなります。
2.ウイルス性イボはまずは病院で対処を!
自分勝手に判断して治療できないのが、ウイルス性イボです。
ですから、これにかかった際には、必ず皮膚科へ行きましょう(一緒に住む家族全員が同じ症状になったらウイルス性と判断して良いでしょう)。
人に感染する前に、お風呂の水は家族と共用しないとか、タオルなども一緒のものを使わないなど、共用しているものをあなただけ別にするという対処方法も忘れずに行ってください。
3.どちらか判断できない…
自分自身で老人性イボかウイルス性イボかなんて、特に年齢が若い方に関しては判断できかねますよね。
ですので、首のイボが気になった場合には、すぐ様皮膚科や専門家に見てもらうようにしましょう。
友人や知人にそういった皮膚に関するエキスパートがいれば、相談してみるというのも手ですよ。
ウイルス性イボの治療法はどんなものがある?
どうやってウイルス性イボを治すのかというのが気になる所ですよね。
いくつかの種類ががありますので、ご紹介しましょう。
1.液体窒素での治療
この治療法が最も多く、綿棒に液体窒素をひたし、それを首のイボにあて、冷凍火傷状態にし、イボウイルスを取り除くというものです。
冷凍火傷状態にするので、痛みはややあり、治療は1回ではなく、週1ペースで、1ヶ月から数ヶ月かかることがあります。
2.炭酸ガスレーザーでの治療
ほくろ除去などにも使われているのですが、炭酸ガスレーザーを首にあるイボに照らしてイボを取り除きます。
これを利用する際には、ほぼ1回の治療で完結しますし、治療時には麻酔をかける場所がほとんどなので、痛みはほぼ感じません。
3.イボをカットする
小さいイボの治療に使われるのが医療用ハサミでイボを切除するこの治療法です。
大体1度で終わりますし、麻酔をかける場合とかけない場合がありますが、小さければ小さいほど痛みは少ないです。
4.薬で治す
イボに効果があるとされるヨクイニン配合の漢方での治療法もあります。
もちろん、薬ですからカットしたりレーザーを使うよりは即効性は失われますが、痛みはありません。
他にもおすすめの首イボ市販薬は色々ありますのでぜひ試してみてください。
首のイボができないようにするためには
この治療法を見ると、首にイボができて欲しくないなと思いますよね。
では、首にイボができないようにするためにはどうすればよいのでしょうか。
1.紫外線をカット!
紫外線は体の水分を奪っていきます。
そのため、日頃から紫外線をお肌にあてないように、日焼け止めはもちろん、女性であれば日傘や帽子などを使って紫外線をカットしていきましょう。
2.太ってしまうのも危険!
太ってしまうと、またズレなど皮膚への摩擦が増えてしまい、それによって肌の乾燥が起こり、イボができてしまいます。
ですので、普通体型をキープすることも首イボ予防には効果的です。
首にイボができたら大変なことにもなるというのはご理解いただけましたよね。
でも、できた場合には上記のような対処をすればすぐに悩みは解決するはずですよ。