首にイボ!?どうしよう…。
皆さん、首の周りに何かブツブツしたものができたということはありませんか。いつの間に現れて、なかなか消えることがありません。
首となると、何かと目につくことが多いですから、ブツブツが現れると皆さん自身も気になってしまうのではないでしょうか。
茶色く、小さくくっついたそのブツブツ、それは「首イボ」ですよ。
でも、それらが現れたからと言って、焦ることはないですよ。落ち着いて行動しましょう。
首のイボとは?
首にできた「首イボ」というのは、一体どのようなものなのでしょうか。実は首イボは2種類あるのです。
①老人性のイボ
この場合の首イボは、若い人にはほとんど見られません。その名の通り、年を重ねるごとに出てくるので、医学的には「老人性疣贅(ゆうぜい)」と言われます。
「脂漏性角化症」というのが首イボの正体であり、身体的には特に悪性というものではありません。
ただし、どうしても気になるという場合は、美容目的で該当する部分を焼いて取り除く治療を行うことがあります。
②ウイルス性のイボ
この場合の首イボは、「尋常性疣贅」と呼ばれるものです。
ヒトパピローマウイルス(HPV)による伝染性のものであり、これは良性のケースもありますが、悪性にもなりうるものです。
傷口から他の部分に症状が現れたり、別の人に感染させたりすることがあるので、この場合のイボは治療が必要になることが多いです。
首イボは病気?
首イボを初めて見てしまうと、何かの病気を疑ってしまうかもしれません。一般的なイボは、病気というわけではありません。
それでは、老人性疣贅と尋常性疣贅とを比べて、病気であるかどうかを改めてみていきましょう。
①老人性疣贅は病気?
老人性疣贅は、黒あるいは茶色で、表面がガサガサしたできものが現れます。
米粒のようにポツポツと現れるのですが、これらは良性のものが多いです。
要は加齢に伴って肌が角質化し、首イボとして現れてくるものなのです。
しかし、場合によっては日光角化症や悪性黒色腫、皮膚がんの一つである基底細胞がんを疑ったほうが良い場合もあるので、心配であれば皮膚科に行って診察してもらいましょう。
老人性疣贅による首イボには痛みが伴いませんが、首イボで痛みの症状が出たという場合は、かなり重度の病気が疑われます。
②尋常性疣贅は病気?
尋常性疣贅は先ほども言った通り、ウイルスによって発症することがあります。
ヒトパピローマウイルスは、部位によって現れる疾患が異なりますが、特に女性の場合、子宮頸がんを発症させるウイルスであることを知っておいたほうがいいですよ。
怪しいなという場合は、皮膚科内科に行ってウイルスを根絶させなければ完治は難しいどころか、さらに症状を広く悪化させることになるでしょう。
このウイルスは手などにイボをもたらすことがありますが、首の皮膚の状態があまりよくなければかかることがあります。
首イボはなぜできる?
首イボができてしまう原因について、いくつか見ていきましょう。
①加齢によるもの
首イボは、若い人にはあまり見られません。しかし年を重ねると肌の内部の状態や水分バランスが崩れ、ターンオーバーなどができなくなることで、次第にダメージが蓄積されていくことで、首イボが現れてきます。
年を重ねると、と言いましたが、30代以上になれば誰でも発生しやすくなります。早ければ20代で現れる人もいます。
いずれにしても、肌のバランスが、角質の変化をもたらしているのです。
②刺激によるもの
首は加齢とともにたるみが出てくることがあります。また、乾燥肌の人はよく首をかきむしってしまったり、タートルネックなどで首に刺激を与えてしまう人がいます。
皆さんもそのような経験はないですか。
実は首は刺激を多く与えてしまう部位でもあるため、そこに首イボが発症してしまうことがあります。
少し大きめの首イボができると、衣服が引っかかってしまって余計に刺激してしまうこともあります。
③紫外線によるもの
紫外線は、お肌の大敵と言われますよね。紫外線も浴び続ければメラニンが生成されます。それに伴いシミとなり、最終的には首イボになってしまうことがあります。
体のなかでも、顔手に次いで首も外に露出していることが多いので、その結果皮膚が角質化し、首イボが出てしまうのです。
④ウイルス性のもの
繰り返しになってしまいますが、ウイルスに感染することで首イボを発症してしまうことがあります。
ヒトパピローマウイルスは、100種類以上あるので、首に傷がついていると、そこから感染してしまうことがあります。
⑤上記のものが複合しておこるもの
いわゆる中年になって、紫外線で傷んだ首をかきむしることで傷つけてしまうと、ウイルスに感染する可能性が一気に上がります。
そうでなくても、汗などの刺激が首に来てしまうので、首イボが年齢とともに増えていくことになります。
首イボは治療すべきか。
首イボは良性であることが多いので、通常は何もしなくてもよいですよ。
しかし、見た目が気になるといった人は、塗り薬を使ったり皮膚科で治療したりする方法が考えられます。
中にはハサミや爪切りで切り取るという人もいます…。
イボは角質化したものだから痛くはない!というのですが、やはり衛生面を考えるとおススメしにくいところがあります。
それに、もし首イボがウイルス性のものであると疑われるのであれば、病院での治療をお勧めします。
むしろ、ハサミで切り取るのは絶対やめてください。
判別の方法としては、白っぽいイボがあればウイルス性が疑われます。
ウイルス性の首イボは、傷口からさらに感染し悪化させることがあるので、慎重さが求められます。
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首イボに対するケアを…。
加齢に伴う首イボならば、基本的には対処不要と言っても、出てしまうと気になるものですよね。
そうならないように、首イボへの対処をしていきましょう。
①肌のケアをしっかり
肌の状態が乱れ、ターンオーバーが崩れることで皮膚の角質化が進行してしまいます。乾燥肌や汗によるかぶれが、特にそれらを加速してしまいます。
まずは、汗などをきれいに洗い流して清潔に保つことと、保湿をすることが大切です。
これらをすることで、外からの刺激もいくらか和らぐことができます。
②規則正しい生活を送る
当たり前なことを言っているようですが、規則正しい生活は新陳代謝を高めることにつながります。
それが肌のターンオーバーを整えて、首イボの増殖を防ぐことができます。
③紫外線を予防しましょう
紫外線は首イボに限らず肌の状態を悪化させる要因の一つとなります。だからと言って外出しない、日の光を浴びないのは考えものですが。
長時間外にして日光に当たるようであれば、日焼け止めや紫外線予防のための対処をする必要がありますよね。
④刺激を与えないようにしましょう
肌のケアともかかわるのですが、かゆいからと言って首をかきむしってしまうと、それが刺激となって首イボ増殖のきっかけを生んでしまいます。
また、先ほども出てきた、自分でハサミを使って切り取るというのも、首イボを考えれば避けたほうがいいでしょう。
ウイルス性であればもってのほかですが、そうでない、いわゆる「老人性疣贅」であっても、肌を傷つけることには変わりないです。
それが刺激となってしまうだけでなく、診察を受けることなく自己判断で行った場合、ウイルス性だと取り返しのつかないことにもなってしまいかねません。
首イボは、年を取れば誰でも出てくるものですよ。そして、それらは余程でなければ治療しなくても重症化することはまずありません。
しかし、心配な場合、明らかにおかしいと感じた場合は診察をおすすめしますが…。
一般的に「首イボ」は、良性のものが多いので、病気ということは言えませんね。